歯周病治療

歯を守るには、まず歯の周りから

歯周病とは

歯周病とは、歯を支える骨(歯槽骨)や歯肉の病気です。
プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌の塊によって、歯肉は腫れ、歯槽骨は炎症により溶け、歯が支えられず抜けてしまう病気です。日本人の歯を失う大きな原因の1つともなっています。
歯周病は虫歯、健康な歯と関係なく進行します。これは、人口の歯であるインプラントも同じです。土台となる歯茎と骨に炎症があり、悪化すると歯が抜ける末路へつながります。
大切な歯を守るためにも、早期発見・治療が不可欠になります。

実はうつる歯周病菌

歯周病は歯周病菌による感染症です。そのため、キスや口移しで歯周病菌も移ってしまいます。
直接口同士が触れなくても、歯ブラシなどを介して菌はうつることがあります。そのため親の歯ブラシで子供の歯を磨いてしまうと、歯周病菌や虫歯菌をあげていることになります。それは歯科医院でも変わりはありません。

当院では、歯周病治療に用いる、ブラシやカップは個々に包装し滅菌処理をしています。治療の際に付着した菌を、お子様や患者様に菌を移さないため衛生管理を徹底しています。

当院の歯周病治療

歯周病治療の際に、原因となる歯周病菌を取り除くことが重要になってきます。歯周病菌はプラークと呼ばれる細菌の塊などに潜んでおり、時間が経つにつれ硬く石灰化が始まります。歯石になるまで石灰化してしまうと、歯ブラシでは取り除くことが出来なくなってしまいます。

当院の歯周病治療は、歯周病菌を取り除き、清潔な状態へ導きます。硬い歯石も専用の器具でスケーリングを行い取り除くことができます。 取り除いたあとも、歯の表面が傷ついてると汚れが付着しやすくなってしまいます。そのため、4種類の研磨剤から再び汚れが付かないように、歯面をつるつるに磨きあげ、予防効果を高めます。

予防を行い、歯を守る

歯周病は再発しやすい病気です。歯周病治療が終わっても、定期的に状態を確認するためにメインテナンスが必要になります。
歯周病だけではなく、虫歯・嚙み合わせのチェックも一緒に行うことで再発だけではなく、予防の観点からも歯を守ることにつながります。

おすすめ予防グッズ

虫歯や歯周病を予防するためには、ご自身で行うセルフケアが不可欠です。
ですが、歯磨きが苦手と感じるかたも多いのではないでしょうか。
当院では、患者様に歯磨きを快適に行っていただくために、歯ブラシをはじめ各種おすすめの歯科用具をご用意しております。
虫歯になりやすい人、歯茎が腫れている人では適した歯ブラシは大きく異なります。気になる方は、是非お声がけください。